日本ハワイ移民資料館に《Shadowing》が収蔵
日本ハワイ移民資料館に《Shadowing》(2023年)が収蔵されました。
収蔵されたのは、2023年に同館で開催された個展「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」のために制作した作品4点。同館にとってはこれが初めての現代美術作品のコレクションになります。
また、2024年6月より同作の常設展示が始まりました。自作の常設化もこれが初めてのことです。
自分自身思い入れのある土地で、このような機会をいただくことができ、本当に嬉しく思っています。
近隣にお立ち寄りの際には、ぜひ日本ハワイ移民資料館をご訪問ください。
原田裕規 映像作品「Shadowing」を常設展示(日本ハワイ移民資料館)
日本ハワイ移民資料館が原田裕規《Shadowing》を収蔵。初の現代美術作品(美術手帖)
原田裕規展(仮)(広島市現代美術館)
出身地・広島にある広島市現代美術館で「原田裕規展(仮)」が開催されます。
ぼくが生まれたのと同じ1989年(平成元年)に開館した広島現美は、子どものころから通い詰めていた馴染みの美術館。そんな場所で個展ができることが本当に嬉しいです。
活動初期から最新作までを紹介する、過去最大規模の個展になりそうです。
また、広島市現代美術館の年間パンフレットの表紙に《Shadowing》を採用していただきました。
info:
原田裕規展(仮)
会場:広島市現代美術館 展示室B-2、B-3
会期:2024年11月30日(土)– 2025年2月9日(日)
開館時間:10:00–17:00
休館日:月曜日 *月曜日が祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館
https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/harada_yuki
『ユリイカ』9月号(特集:石 寡黙の極にある美)に《One Million Seeings》の考察が掲載
『ユリイカ』9月号(特集:石 寡黙の極にある美)所収の小髙美穂さん論考の中で作品について論じていただきました。
石を立てること、拾うこと、積むことの意味について、《One Million Seeings》のパフォーマンスが帯びる「弔い」のニュアンスとともに語られています。
とても面白い内容です。ぜひ!
info:
ユリイカ 2024年9月号(特集:石 寡黙の極にある美)
小髙美穂「行き場をなくした石と写真」pp.227-233
出版社 青土社
発売日 2024.08.27
定価 1,700円+税
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3963&status=published
『現代詩手帖』2024年8月号(特集:動物と読む現代詩)の表紙にアートワーク掲載
『現代詩手帖』2024年8月号「特集:動物と読む現代詩」の表紙と扉に《Waiting for》が掲載されました。
info:
現代詩手帖 2024年8月号(特集:動物と読む現代詩)
アートワーク:原田裕規
表紙協力:小髙美穂
出版社 思潮社
発売日 2024.07.27
定価 1300円+税
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3295.html
原田裕規×武田砂鉄「いかにしてラッセンは“国民的画家”になったのか」『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』(フィルムアート社)刊行記念(本屋B&B)
※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
※本イベントは、トーク(90分)を予定しております。イベント終了後には、来店参加者限定で、サイン会(最大30分程度)を開催いたします。お二人の関連書籍をご購入またはご持参ください。
アーティストの原田裕規さん編著『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』(フィルムアート社)が2024年2月23日に発売となりました。
ハワイの自然を題材にした「マリンアート」で一世を風靡したアーティスト、クリスチャン・ラッセン。バブル期の日本上陸以後、ゴッホやピカソと並ぶほどの大衆的な人気を獲得してきましたが、その過熱ぶりとは裏腹に、美術界では長らく有効な分析の機会を与えられずに黙殺されてきました。本書は、史上初のクリスチャン・ラッセン論として刊行され大きな話題となった旧版に、新たに新規執筆陣を加えた増補改訂版となります。
今回のトークイベントでは、ライターの武田砂鉄さんとともに、ラッセンについて楽しくも真面目にお話ししていきます。美術やアートの文脈からだけでなく、ラッセンが社会に与えた影響や実績、将来的に日本の美術史にどう組み込まれていくか(いかないか)についても考えていきます。
当時のラッセンブームを知らない方にとっても楽しめる内容を予定しております。 たくさんの方のご参加、お待ちしております!
【出演者プロフィール】
原田裕規(はらだ・ゆうき)
アーティスト。人間の人間らしさとは何かをテーマに、テクノロジー、リサーチ、パフォーマンスなどを駆使して作品を制作している。 主な個展に「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023)、「Waiting for」(金沢21世紀美術館、2021年)など。単著に『評伝クリスチャン・ラッセン』(中央公論新社、2023)、『とるにたらない美術』(ケンエレブックス、2023)、編著に『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013、増補改訂版=2024)などがある。2024年11月より、広島市現代美術館で個展開催予定。
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年生まれ。出版社勤務を経て、2014年よりライターに。2015年、『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に『日本の気配』『わかりやすさの罪』『偉い人ほどすぐ逃げる』『マチズモを削り取れ』『べつに怒ってない』『今日拾った言葉たち』『父ではありませんが』『なんかいやな感じ』などがある。週刊誌、ファッション誌、webメディアなどさまざまな媒体で執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。
info:
原田裕規×武田砂鉄「いかにしてラッセンは“国民的画家”になったのか」『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』(フィルムアート社)刊行記念
会場:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)+オンライン配信
日時:2024年6月18日19:30~21:30 (19:00オンライン開場)
出演:原田裕規、武田砂鉄
入場料:
【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』2,640円(いずれも税込)※イベント後発送
【サインなし書籍つき配信参加】1,650円+書籍『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』2,640円(いずれも税込)※イベント後発送
https://bookandbeer.com/event/bb240618a/
イベントのご予約はこちらから!
プレイバック!美術手帖 Vol.33
発売中の美術手帖(2024年7月号)に連載プレイバックの第33回が掲載されました。
今回取り上げたのは、1985年10月号の「パフォーマンス」特集。大正期の美術集団・三科や戦後の九州派らによる前衛的な「行為」を通して、パフォーマンスに元来備わる逸脱性について考察しています。
info:
美術手帖 2024年7月号(特集「先住民の現代アート」)
プレイバック!美術手帖 Vol.33
254-255ページ
発売日 2024.06.07
造本・体裁 A5判変型
定価 1,800円+税
https://bijutsu.press/books/5481/
「公開制作vol.4 原田裕規」展(長野県立美術館)
長野県立美術館で「公開制作vol.4 原田裕規」が開催されます。
詳細は後日発表予定です。
--
公開制作は、アーティストが一定期間美術館に滞在して作品を制作し、その制作過程や完成した作品をご覧いただくプログラムです。
vol.4となる今年度は、人間の人間らしさとは何かをテーマに、テクノロジー、リサーチ、パフォーマンスなどを駆使して作品を制作している原田裕規を招へいし、長野の風景表現の歴史を対象とした調査・制作の様子を公開します。
info:
公開制作vol.4 原田裕規
会期:2024年10月5日(土)– 2025年3月16日(日)
会場:長野県立美術館 オープンギャラリー
休館日:水曜日、年末年始(12/28~1/3)
開館時間:9:00 – 17:00
観覧料:無料
主催:長野県、長野県立美術館
https://nagano.art.museum/exhibition/artistsstudio_4
「NAMコレクション2024 第Ⅲ期」(長野県立美術館)
長野県立美術館で開催される「NAMコレクション2024 第Ⅲ期」展をキュレーションすることになりました。
--
菱田春草、荻原碌山ら信州出身の作家や、信州を描いた風景画を中心とする長野県立美術館のコレクション。1年をかけて、洋画・日本画・工芸など、様々なジャンルの収蔵品を展示します。
ゲストキュレーター:原田裕規(公開制作 vol.4 招聘作家)
info:
NAMコレクション2024 第Ⅲ期
会期:2024年10月10日(木)– 2024年12月17日(火)
会場:長野県立美術館 コレクション展示室
休館日:水曜日
開館時間:9:00 – 17:00
観覧料:本館・東山魁夷館共通 一般700円、大学生及び75歳以上500円、高校生以下又は18歳未満無料
主催:長野県、長野県立美術館
https://nagano.art.museum/exhibition/namcollection2024_3
「LOVEファッション──私を着がえるとき」展(京都国立近代美術館)
京都国立近代美術館で開催される「LOVEファッション―私を着がえるとき」展に参加します。
展覧会は9月に京都でスタートしたあと、12月には熊本市現代美術館へと巡回。京都・熊本ともに《Shadowing》の大規模なインスタレーションを構想しています。ぜひお越しください!
info:
LOVEファッション──私を着がえるとき
会期:2024年9月13日(金)– 11月24日(日)
会場:京都国立近代美術館
開館時間:10:00 – 18:00
金曜日は20時まで開館 *入館は閉館の30分前まで
公式ウェブサイト
京都国立近代美術館ウェブサイト
シャネルや川久保玲の作品を展示、京都国立近代美術館で「LOVE ファッション─私を着がえるとき」開催(FASHIONSNAP)
『建築雑誌』2024年4月号(特集04 建築画像)にアートワークを寄稿
建築の総合雑誌『建築雑誌』2024年4月号(特集04 建築画像)にアートワークを寄稿しました。
「建築画像」特集のアートワークに《Home Port》が選ばれたことは、個人的にとても嬉しい出来事でした。また特集内には、《Home Port》のCGIデザイン・アニメーションを担っていただいた孫君杰さんのコラム、そして個人的に親交のあるゴッティンガムさんや大山顕さんの座談会も掲載されているなど、充実の内容となっています。ぜひご一読ください。
info:
『建築雑誌』2024年4月号(特集04 建築画像)
発行:一般社団法人 日本建築学会
判型:A4 判・無線綴
定価:1,430 円
http://jabs.aij.or.jp/backnumber/1787.php
『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念トークイベント(本のあるところ ajiro)
福岡の本屋&カフェ「本のあるところ ajiro」でトークイベントを行います。九州では初めてのイベントであるとともに、『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』の刊行後初めてのトークにもなります。
福岡は、ぼくが単著のなかで繰り返し言及した菊畑茂久馬ゆかりの地。そんな場所でトークが出来ることを嬉しく思っています。聞き手として、福岡市美術館学芸員の忠あゆみさんにご登壇いただきます。
info:
原田裕規トークイベント
『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念
会場:本のあるところ ajiro (中央区天神3-6-8-1B)
日時:2024年4月2日(日)19時~20時30分(開場18時30分)
出演:原田裕規(アーティスト)
聞き手:忠あゆみ(福岡市美術館 学芸員)
参加方法:会場参加のみ
チケット:1650円(税込)
お申込:https://ajirobooks.stores.jp/items/65eebfefe2dc7a037295ce99
主催:書肆侃侃房
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:田中)
https://note.com/kankanbou_e/n/n40b60065dd7d
藤田一人『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』書評(産経新聞)
藤田一人さんによる『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』の書評「美術界の本音を暴く」が『産経新聞』2024年3月4月号に掲載されました。ウェブ版でも全文お読みいただけます。
info:
産経新聞、2024年3月4月号
https://www.sankei.com/article/20240324-JVJQYNPNZZMSVIQRNX42ZNKDVA/
『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』紹介記事の掲載(アイデア)
単著『とるにたらない美術』と『評伝クリスチャン・ラッセン』の紹介記事が雑誌『アイデア』405号(特集「世界を覗くグラフィック」)に掲載されました。
info:
アイデア No.405(特集「世界を覗くグラフィック ―断面図・間取り図・分解図―見えないものを描く視点」)
168-169ページ
発売日 2024.03.08
定価 3,300円+税
https://www.idea-mag.com/idea_magazine/idea_no-405/
ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]
編著書『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』がフィルムアート社から刊行されます。
2013年刊行の『ラッセンとは何だったのか?』、待望の復刊です。拙論の大幅なアップデートに加えて、木村絵理子、椹木野衣、速水健朗(以上敬称略)の新規論考が加わることで、あの「ラッセン本」がパワーアップして帰ってくることになりました。
以下、フィルムアート社ウェブサイトより:
容姿端麗なサーファー画家、海を守るエコロジスト、地元ハワイを愛するマリンアーティスト……
鮮やかな水面に乱反射する「語り」の光跡から浮かび上がる実像とは──
世界初のラッセン論、新規テキストを加えて待望の復刊!
イルカ、クジラ、うねる波、劇的なサンセット、夜空に煌めく星雲……ハワイの自然を題材にした「マリンアート」で一世を風靡したアーティスト、クリスチャン・ラッセン。バブル期の日本上陸以後、ゴッホやピカソと並ぶほどの大衆的な人気を獲得してきたが、その過熱ぶりとは裏腹に、美術界では長らく有効な分析の機会を与えられずに黙殺されてきた。
そんなラッセンを日本の「美術」をめぐる分断の象徴として捉え、日本における受容史と、その絵画表現の本質に迫った本書は、史上初のクリスチャン・ラッセン論として、刊行当時に大きな話題を集めた。
それから10年、日本社会も美術業界も大きく変容するなかで、ラッセンというアーティストは日本のアートやカルチャーの歴史上でどのように位置づけられるのか──美術批評をはじめ、社会学、都市論、精神分析など多彩なフィールドの論者に新規3名の執筆者を迎え、より多角的にラッセンの表現とその現象としてのおもしろさを照らし出す。
原田裕規=編著
【執筆者】*は増補改訂版での新規執筆者
石岡良治、上田和彦、大野左紀子、大山エンリコイサム、加島卓、河原啓子、北澤憲昭、木村絵理子*、暮沢剛巳、斎藤環、椹木野衣*、千葉雅也、土屋誠一、中ザワヒデキ、速水健朗*、星野太
目次
増補改訂版に寄せて
はじめに
「ラッセン展」とは
ラッセンの歩み
第1章 ラッセンの絵画論──作品から考える
クリスチャン・ラッセンの画業と作品 原田裕規
美術史にブラックライトを当てること──クリスチャン・ラッセンのブルー 千葉雅也
ラッセンノート(再び制作し、書くために) 上田和彦
日本とラッセン──ドメスティックな制度批判のエピソード 大山エンリコイサム
[鼎談]日本のアートと私たちのクリスチャン・ラッセン 大野左紀子×暮沢剛巳×中ザワヒデキ
第2章 ラッセンの受容史──ヤンキー論から社会学まで
「日本の美術に埋め込まれた〈ラッセン〉という外傷」展 大野左紀子
〝アウトサイダー〟としてのラッセン 斎藤環
〈見世物〉に対するまなざしの行方──ラッセンの日本的受容をめぐって 河原啓子
ラッセンという過剰さ──美術史は何を書くことができないのか 加島卓
第3章 ラッセンの文化論──サーフィンから音楽まで
クリスチャン・ラッセン、二つの世界のエッジで 石岡良治
ラッセンをイルカから観る──ジョン・C・リリィ再読のための一試論 土屋誠一
ラッセンの(事情)聴取 星野太
ケニー・Gとは何だったのか?──ラッセン的なものの理解のために 速水健朗
第4章 ラッセンの美術史──いかにして歓待するか
イルカのイコノロジー的分析は可能か 木村絵理子
マイクロプラスチックの海──海洋地獄画の系譜 椹木野衣
樹木と草原──「美術」におけるクリスチャン・ラッセンの位置を見定めるための、また、それによって従来の「美術」観を変更するための予備的考察 北澤憲昭
おわりに
クリスチャン・ラッセン略年譜
参考資料
図版出典
info:
ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]
原田裕規=編著
石岡良治/上田和彦/大野左紀子/大山エンリコイサム/加島卓/河原啓子/北澤憲昭/木村絵理子/暮沢剛巳/斎藤環/椹木野衣/千葉雅也/土屋誠一/中ザワヒデキ/速水健朗/星野太=著
発売日:2024年2月23日
本体価格:2,400円+税
判型:四六判・並製
頁数:272頁
ISBN:978-4-8459-2322-9
フィルムアート社
Amazon
中島水緒『評伝クリスチャン・ラッセン』書評、青木識至『とるにたらない美術』書評(美術手帖)
中島水緒さんによる『評伝クリスチャン・ラッセン』の書評と、青木識至さんによる『とるにたらない美術』の書評が『美術手帖』2024年4月号(特集「世界のアーティスト2024」)に掲載されました。
info:
美術手帖 2024年4月号(特集「世界のアーティスト2024」)
257-258ページ
発売日 2024.03.07
造本・体裁 A5判変型
定価 1,800円+税
https://bijutsu.press/books/5449/
プレイバック!美術手帖 Vol.32
発売中の美術手帖(2024年4月号)に連載プレイバックの第32回が掲載されました。
今回取り上げたのは、1957年6月増刊号の「現代美術を理解しよう」特集。『美術手帖』がいかにして「現代美術の雑誌」になったのか。岡本太郎と河原温らの論戦を通して、その変化の兆しを紹介しています。
info:
美術手帖 2024年4月号(特集「世界のアーティスト2024」)
プレイバック!美術手帖 Vol.32
254-255ページ
発売日 2024.03.07
造本・体裁 A5判変型
定価 1,800円+税
https://bijutsu.press/books/5449/
辛酸なめ子『評伝クリスチャン・ラッセン』書評(沖縄タイムス、下野新聞ほか)
辛酸なめ子さんによる『評伝クリスチャン・ラッセン』の書評「日本社会の「写し鏡」」が『沖縄タイムス』2024年2月24日号、『下野新聞』2024年2月25日号などに掲載されました。
info:
辛酸なめ子「日本社会の「写し鏡」」
『沖縄タイムス』2024年2月24日号、『下野新聞』2024年2月25日号ほか
単著『評伝クリスチャン・ラッセン』紹介記事の掲載(美術の窓)
単著『評伝クリスチャン・ラッセン』の紹介記事が『美術の窓』2024年3月号に掲載されました。
info:
新刊案内「日本に愛され黙殺されたラッセンを通して浮かび上がる日本の姿」
『美術の窓』2024年3月号、274頁
浜野志保『とるにたらない美術』書評(図書新聞)
浜野志保さんによる『とるにたらない美術』の書評が『図書新聞』2024年2月24日号に掲載されました。
info:
浜野志保「「とるにたらない美術」について、斜に構えることなく実直に論じる」
『図書新聞』2024年2月24日号
布施琳太郎『評伝クリスチャン・ラッセン』書評(週刊文春オンライン)
布施琳太郎さんによる『評伝クリスチャン・ラッセン』の書評が『週刊文春』2024年2月22日号に掲載されました。オンラインでも全文お読みいただけます。
info:
布施琳太郎が『評伝クリスチャン・ラッセン』(原田裕規 著)を読む「「最も著名なアーティスト」だけどそれは日本限定…画家でありサーファーでもあるラッセンが生きる“二つの世界”」
『週刊文春』2024年2月22日号
https://bunshun.jp/articles/-/68991
星野太「映像は何をなしうるか──映像インスタレーションの居心地の悪さについて」で《One Million Seeings》に言及
星野太さんによる評論「映像は何をなしうるか──映像インスタレーションの居心地の悪さについて」(『美術手帖』)で、拙作《One Million Seeings》への言及がありました。ぜひご一読ください。
info:
星野太「映像は何をなしうるか──映像インスタレーションの居心地の悪さについて」
『美術手帖』2024年2月11日
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/28345
令和5年度 文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業成果発表イベント「ENCOUNTERS」
下記の展覧会で、2023年に制作した《Home Port》を展示します。
--
文化庁では平成23 年度より、次世代のメディア芸術分野を担う若手クリエイターの創作活動を支援する「文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業」を実施してきましたが、事業の更なる充実を目指し、今年度より規模の拡充等を図っております。
本事業の成果発表イベント「ENCOUNTERS」を開催します。
成果発表イベントの中で、今年度の採択クリエイターによる創作活動の成果及びワークインプログレスの紹介及び、過年度に採択されたクリエイターの招待展示を行う成果プレゼンテーション展(①)と、メディア芸術分野で活躍するクリエイターによる特別展示(②)を実施し、様々なクリエイターの表現の背景にあるコンセプトメイキングや表現技法、制作プロセス等を紹介することで、次世代のクリエイターが想像力に触れ、今後の創作活動のヒントにつながる機会を創出します。
info
令和5年度 文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業
成果発表イベント「ENCOUNTERS」
会期:2024年2月17日(土)– 2月25日(日)
時間:日曜 – 木曜 11:00 – 18:00(最終入場 17:30)
金曜・土曜 11:00 – 20:00(最終入場 19:30)
会場:表参道ヒルズ 本館
①成果プレゼンテーション展:B3F スペースオー
②特別展示:吹き抜け大階段/アートスペース(各フロア)
入場料:無料
主催:文化庁
https://creators.j-mediaarts.jp/encounters-2024
Yzm × きりとりめでる「Other People’s Pictures」上映会&トークセッションで「心霊写真シリーズ」に言及
Yzmさんときりとりめでるさんの対談動画で自作(心霊写真シリーズ)についてご紹介いただいています。対談のテーマは「ヴァナキュラー写真」と「ファウンドフォト」の違いについて。「ポスト記憶」や「倫理的ジレンマ」など、刺激的なワードの飛び交う対談でした。*視聴期限は2024年2月22日まで
info:
Yzm × きりとりめでる「Other People’s Pictures」上映会&トークセッション
2024年2月8日(木)20:30–
ネイキッドロフト横浜
https://twitcasting.tv/c:nakedloft_yokohama/shopcart/285727
原田裕規『とるにたらない美術——ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』刊行記念ブックフェア
恵比寿映像祭の地域連携プログラムとして、NADiff a/p/a/r/tの店内で『とるにたらない美術』の刊行記念ブックフェアが始まりました。
info:
原田裕規『とるにたらない美術——ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』刊行記念ブックフェア
日時:2024年2月2日(金)– 2月18日(日)12:00–20:00
会場:NADiff a/p/a/r/t(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F)
料金:無料
休日:2月5日(月)、2月13日(火)
Tel:03-3446-4977
https://www.yebizo.com/program/998
『とるにたらない美術』著者インタビュー公開(月刊アートコレクターズ)
『月刊アートコレクターズ』の2024年2月号に『とるにたらない美術』をめぐるインタビューが掲載されました。
ぜひご一読ください。
info:
月刊アートコレクターズ
2024年2月号(特集:完売作家 2024)
出版年月日:2024年1月25日
判型・ページ数:A4変・150ページ
定価:本体952円+税
https://www.tomosha.com/book/b641212.html
『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』書評公開(評:椹木野衣、朝日新聞)
朝日新聞の2024年2月3日朝刊に椹木野衣さんによる『評伝クリスチャン・ラッセン』『とるにたらない美術』の書評「美術に見下された者たちの逆襲」が掲載されました。ぜひ、ご一読ください。
info:
椹木野衣「美術に見下された者たちの逆襲」
『朝日新聞』2024年2月3日朝刊
https://book.asahi.com/article/15144575
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15854803.html
『評伝クリスチャン・ラッセン』書評公開(評:速水健朗、日本経済新聞)
日本経済新聞の2023年1月18日号夕刊に『評伝クリスチャン・ラッセン』の速水健朗さんによる書評「「国民的画家」と日本人」が掲載されました。ぜひ、ご一読ください。
info:
速水健朗「「国民的画家」と日本人」
『日本経済新聞』2023年1月18日号夕刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77749830Y4A110C2BE0P00/
作品紹介ムービー公開(TERRADA ART AWARD 2023)
TERRADA ART AWARD 2023のファイナリスト展の作品紹介ムービーが公開されました。
info:
原田裕規|「TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展」作品紹介(YouTube)
https://youtu.be/ndV5WT3uQLU?si=dH9bqN6hF-RR4FRT
「人間という存在の矛盾をまるごと“再演”することを目指した」──TERRADA ART AWARDファイナリスト・インタビュー記事公開
ARTnews JAPANでインタビュー記事が公開されました。TERRADA ART AWARD 2023の新作について話しています。
info:
「人間という存在の矛盾をまるごと“再演”することを目指した」──原田裕規【TERRADA ART AWARDファイナリスト・インタビュー】(ARTnews JAPAN)
https://artnewsjapan.com/article/1976
神谷幸江 x 原田裕規 オンライン対談公開(TERRADA ART AWARD 2023)
TERRADA ART AWARD 2023の最終審査員、神谷幸江さんとのオンライン対談が公開されました。出どころ不明の「謎の台詞」についてや、ピジン英語のコラボレーション過程に起きたことなどを話しています。
info:
神谷幸江 x 原田裕規|オンライン対談|TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展(YouTube)
https://youtu.be/BqFfbtvRm48
TERRADA ART AWARD 2023 神谷幸江賞受賞、ファイナリスト展開幕
TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展の一般公開が始まりました。そして大変光栄なことに、原田は神谷幸江賞を受賞しました。
新作の《シャドーイング(3つの自画像)》は現時点での集大成的な作品で、展示を実現するために70名以上の方々の力をお借りしました。
特に音響にこだわった空間になっており、この内容のインスタレーションは今後しばらく再現できないかもしれないあるので、ぜひ多くの方にご覧いただければ嬉しいです。
TERRADA ART AWARD 2023 Finalists Exhibition hazu opened. I am very honored to announce that I was awarded the Yukie Kamiya Prize.
My new work "Shadowing (Three Self-Portraits)" is a culmination of my work, and I borrowed the help of more than 70 people to realize the installation.
This work is particularly focused on sound design, and this installation may not be reproduced for some time to come. Therefore, I would be happy if as many people as possible could view it.
info:
TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展
ファイナリスト:金光男、冨安由真、原田裕規、村上慧、やんツー
会期:2024年1月10日(水)~1月28日(日)
時間:11:00~18:00(最終入館17:30)
入場:無料
会場:寺田倉庫 G3-6F(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
TERRADA ART AWARD 2023 Finalist Exhibition
Finalists: Mituso Kim, Yuma Tomiyasu, Yuki Harada, Satoshi Murakami, yang02
Dates: January 10th (Wed) – January 28th (Sun), 2024
Open Hours: 11:00 AM – 6:00 PM (Admission until 5:30 PM)
Admission: Free
Venue: Warehouse TERRADA G3-6F (Warehouse TERRADA G Building 2-6-10 Higashi-Shinagawa, Shinagawa-ku, Tokyo 140-0002)
https://www.terradaartaward.com/ja/finalist/
映画上映会&トークセッション「風景の変容」
2024年1月6日に追手門学院大学社会学部主催の上映会&トークセッション「風景の変容」に参加します。
《Waiting for》の一部上映とトークセッションが行われる予定です。関西では貴重な上映の機会、学外の方も無料で参加できるようなので、ご興味のある方はぜひお申込みください(要予約)。
info:
追手門学院大学社会学部芸術文化事業
上映会&トークセッション「風景の変容」
2024年1月6日(土)12:30開演/12:00開場/17:00終了
会場:茨木市福祉文化会館(オークシアター)、文化ホール(上映会)、303号室(トークセッション)
チケット 購入・予約:参加料:無料(要申込)
申込:12月16日(土)まで
受付:茨木市市民文化部文化振興課 http://logoform.jp/form/2Qoq/411640
お問い合わせ:茨木市文化振興課:072-620-1810
上映作品:
ハールン・ファロッキ《Transmission》(2007年)
原田裕規《Waiting For》(2021年)
鈴木 光《Mr S & Doraemon》(2012年)
追手門学院大学社会学部文化デザインコース学生制作作品
トークセッション:
鈴木 光、田坂博子、原田裕規、松谷容作(司会)
主催:追手門学院大学社会学部
問合せ:茨木市文化振興課 072-620-1810
共催:茨木市、(公財)茨木市文化振興財団
協力:追手門学院大学社会学部社会文化デザインコース
https://www.ibabun.jp/event/20240106/