2023年に当館では、山口県出身のアーティスト・原田裕規の個展「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(キュレーション:塚本麻莉)を開催しました。当館初の現代美術展として開催された同展は話題となり、各地から多くの人々が訪れたほか、翌年には原田の作品「シャドーイング」が当館に収蔵・常設化されるに至りました。
そして今年5月、同展のドキュメントと作品の台本、多彩な人々の寄稿などを収録した『シャドーイング:影を追う旅』(this and that)が刊行されました。
このたび、その刊行を記念して、原田裕規、塚本麻莉、木元眞琴(当館館長)の三者によるトークイベント「日本ハワイ移民資料館とアートのこれから」を開催します。
そもそもなぜ、日本ハワイ移民資料館だったのか? あの展覧会はいかにして実現したのか? そして同展の開催を通して見えてきた、当館とアートのこれからとは?
本イベントは、展覧会の閉幕後、当館で初めて行われるアートイベントになります。どなたもぜひお気軽にご来場ください。
info:
『シャドーイング:影を追う旅』刊行記念トークイベント
日本ハワイ移民資料館とアートのこれから
日時:2025年8月30日(土)15:00–16:30
登壇:原田裕規(アーティスト)×塚本麻莉(高知県立美術館 主任学芸員)×木元眞琴(日本ハワイ移民資料館 館長)
会場:日本ハワイ移民資料館(山口県大島郡周防大島町西屋代上片山2144)
参加料:1,000円(入館料込)
予約:不要
お問い合わせ:0820-74-4082
主催:大島国際交流協会
協力:周防大島地人協会
登壇者プロフィール
塚本麻莉(つかもと・まり)
高知県立美術館主任学芸員。1989年、大阪府生まれ。2014年、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻修了。2016年より現職。
保存修復の知識を背景に、「残すべきものは何か」を問いつつ、会場ごとの地域性や特性をいかしたキュレーションを行う。高知県立美術館では、2020年に高知ゆかりの作家を紹介する個展シリーズ「ARTIST FOCUS」を立ち上げたほか、2022年に同県出身の美術家・合田佐和子の回顧展を企画。美術館外の企画にも積極的に取り組み、「原田裕規 個展 やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023)など、若手・中堅作家の自主企画展を多数手がける。
木元眞琴(きもと・まこと)
日本ハワイ移民資料館館長。1951年、山口県生まれ。山口県大島郡周防大島町に行政職として勤務、同館開館に携わる。2013年から指定管理者・大島国際交流協会に参画、同館館長に就任。
日本ハワイ移民資料館ウェブサイト
https://suooshima-hawaii-imin.com/