原田 裕規 Yuki Harada

どんな表情に見える?

18歳~80歳に見える
さむそう(上着着てないから)
悲しそう(目が潤んでて口も大きく開かない) 小さく震えている
むなしそう(まばたきが多くて涙を堪えているように見える)
魚に見える(話の内容から。若作りしすぎて魚になった)
モノマネみたいにしてるのに悲しそうなのはなぜ?

──@usgiさんのInstagram投稿より

山口情報芸術センター[YCAM]での《シャドーイング(トミゴロウ)》と富田七海さんとの共作《マウイ饅頭》の展示が終了しました。
冒頭の文章の画像は、許可を得て@usgiさんのInstagram投稿から拝借したものです。
出身地・山口市での展示は今回が初めてでしたが、自分にとっては美術を始める原点になった山口の地で、子どもたちが一生懸命作品を見てくれていたのは本当に嬉しい光景でした。

富田七海さんとの共作は新しい試みでしたが、昨年から大きな展覧会が続いた分、今回は肩の力を抜いて軽やかに制作しようという心持ちで取り組み、実際に富田さんのおかげで楽しい制作ができました。
展示を担当してくれたYCAMの見留さやかさんとは、見留さんが十和田市現代美術館に勤務されていた時代から親しくさせていただいていて、青森→山口という本州縦断を経て展示をご一緒できたことがとても嬉しかったです。
YCAMのテクニカルチームには、ここで名前を挙げきれないほど沢山の強力なメンバーが揃っており、これまでYCAMで数々のハイレベルな展示が実現されてきた背景にある、意外なほどに地道な努力が垣間見えた気がしました。

主催の山口市の皆さま、YCAMの皆さま、トークや展示をご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。またお会いしましょう!

info:
原田裕規トークイベント関連展示
シャドーイング
会期:2025年6月7日(土)– 6月13日(金)
会場:山口情報芸術センター[YCAM]ホワイエ
料金:無料

トークイベント「移ろいゆく人間の生について」
日時:2025年6月8日(日)14時30分~16時30分
会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオC
料金:無料
定員:100名(申込不要)